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"喜平"と聞けば岡山の"平喜酒造"を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。でもこの蔵元、元は静岡発祥の蔵元なのです。 明治時代に掛川で酒造りを始め、静岡市内でも酒造りを行っていました。ただ、当時の技術や設備では、温暖な静岡での酒造りに限界があり、また、当時の静岡では質の良い米を確保することがとても大変でした。 酒質へのこだわりから、1967年に静岡よりもお酒造りに適した気候で、しかも米の産地でもある岡山県へと酒造りの拠点を移したのです。岡山は酒どころ兵庫・広島に挟まれ、酒造りが盛んな土地。ここで酒造りの技が磨かれ、丹精込めて造られた酒はやがて評判を呼び、現在のような大きな蔵元となったのです。 |
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そして現代になって、酒造技術が飛躍的に向上し、酒造りが気候条件等に振り回されることが少なくなったことで、ずっと思い描いてきた"静岡での酒造り"を具現化することとなったのです。 それが平成23年、静岡市葵区丸子に創業した静岡平喜酒造なのです。
静岡発祥の蔵元が、静岡の水、静岡の酒米、そして静岡の酵母を使用し、最新の設備のもと、新しい"オール静岡の酒"を醸し始めました。 静岡県のお酒は"静岡型吟醸"として全国区の知名度を誇ります。そんな静岡の地に誕生した"静岡地酒の新風"をぜひ味わってみてください。
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静岡平喜酒造 喜平 静岡蔵 純米大吟醸 <赤> 1800ml/720ml |
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使用されている酵母は"協会1801号"。高エステル生成酵母で、華やかな香りを特徴とする新型酵母です。 エステルとはアルコール発酵によって作り出されるバナナやメロンのような香り成分のこと。全国新酒鑑評会に出品される特別な吟醸酒の多くはこの酵母によって造り出されています。
吟醸酒にふさわしい華やかな香りと上品な旨み。香りの調和も良好で、新型酵母の特徴が心地よく舌になじみます。 (写真は1800mlです。)
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原料米 |
兵庫県産山田錦 |
精米歩合 |
40% |
日本酒度 |
-1 |
酸度 |
1.5 |
使用酵母 |
協会1801号 |
アルコール度 |
16〜17度 |
化粧箱 |
有 |
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静岡平喜酒造 喜平 静岡蔵 無濾過純米吟醸生酒 1800ml |
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喜平静岡蔵初の純米吟醸の"無濾過生原酒"です。 喜平静岡蔵では、製麹にじっくりと時間をかけ、サーマルタンクによる徹底した温度管理によって、"静岡型吟醸酒"造りが実現しました。 使われているのはHD-101酵母。昭和61年全国新酒品評会において静岡の酒が大量入賞したときの立役者「HD-1」の消泡型酵母です。 静岡型吟醸の伝統ある香味と、山田錦のコク、上品で風格ある旨みが存分に楽しめます。 |
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原料米 |
兵庫県産山田錦 |
精米歩合 |
55% |
日本酒度 |
+3.0 |
酸度 |
1.5 |
使用酵母 |
静岡酵母HD-101 |
アルコール度 |
16〜17度 |
化粧箱 |
無 |
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静岡平喜酒造 喜平 静岡蔵 誉富士 特別純米酒 1800ml |
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誉富士とは、酒米の王者「山田錦」の人為的突然変異によって得られた品種で、山田錦に比べ、たんぱく含有量が少なく心白の形状がとても良いため、雑味が抑えられ将来性のある品種として期待されています。
心白が大きいため精米は60%。旨みがたっぷりと乗っています。安倍川の伏流水、静岡酵母、そして誉富士。まさに"静岡"が詰まったお酒です。 |
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原料米 |
静岡県産誉富士 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+4.0 |
酸度 |
1.6 |
使用酵母 |
静岡酵母 |
アルコール度 |
15〜16度 |
化粧箱 |
無 |
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