山形県の港町、酒田市で5つの蔵元が合同で発足しました。時代に流されることなく、いつの時も究極の酒づくりを目指す、真摯な蔵元です。社長兼杜氏の佐藤正一は山形県の酒造技術者の中でも名人と呼ばれるほどの人物。江戸時代から蔵を構えており、昔ながらの手づくりの製法で丁寧に日本酒を醸しています。「生もと造り」にもこだわり、しっかりとした味のキレの良い酒を醸しています。
さまざまな酒造好適米を使用し、少量多品種の酒を全国に発信しています。蔵人も20代〜30代と若く、緊張の中にも活気あふれる酒づくりを行っています。銘柄の「上喜元(じょうきげん)」は、「上質な喜びの元となるお酒を飲んでほしい」という想いから命名。毎年開催される「全国新酒品評会」では、平成20年までの過去20年に16回の金賞受賞を達成し、全国各地で高い評価を得ています。
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